🧭 終活記導隊(しゅうかつ きどうたい)
2025.10.8
― デジタル時代の“想いの記録”を整える、終活ノート進化ユニット ―
🗣 発案者のことば
― ある1月3日の出来事から、「デジタル終活」への思いは始まりました ―
お正月、1月3日。私はPCサポートの仕事で当番出勤していました。
その日に入ったのは、あるご家庭からの緊急依頼。
「パスワードでロックされたPCから、データを取り出せないか見てほしい」というものでした。
お伺いすると──ご主人が急逝されたばかり。
奥様は「そのPCに何か大事なメッセージがあるのでは」と考え、
「できれば、それをお棺に入れてあげたい」とおっしゃいました。
しかし、私は画面を見た瞬間に分かりました。
そのPCには、極めて強固なセキュリティが施されており、本人以外には開けない設計になっていたのです。
私は、こうお伝えするしかありませんでした。
「私の技術ではどうすることもできません。申し訳ございません。」
奥様は察してくださいました。その後は何もおっしゃいませんでした。
私は痛感しました。
- ご家族にとって、デジタルの中身が「遺された空白」になることの辛さ
- そして、本人の“想い”が届かないまま消えていくことの重さ
▍「終活」は、“紙の整理”ではなく、“見えない資産”の備えへ。
私たちが今向き合っているのは、タンスの中の通帳や印鑑ではありません。
- スマホの中の写真
- クラウドに預けた契約書や思い出
- 家族しか知らないLINEアカウント
- 遺族が見られないSNSやパスワードの数々
これらすべてが、現代の「見えない遺品」=デジタル資産です。
『ENDING IN THE SHELL』は、そうした資産の整理に特化した“デジタル終活”ノートです。
▍終活記導隊とは
― デジタル終活ノートの進化と現場連携を担う専門チーム ―
- 「遺されたスマホ」「開けられないPC」「消せないSNS」に対応
- 紙では残せない情報の橋渡しを、本人の意思で記録できるよう整備
- 利用者様・職員様の声を反映し、ノートを継続的に改良
📘 主な活動内容
- 『ENDING IN THE SHELL』の制作・更新・販売
デジタル資産の棚卸し・ログイン情報・残し方・消し方の記録を中心に構成 - エンドユーザー支援は行わず、“記録の器”に徹する
記録の中身はご本人とご家族で整えるものであり、他人が口出すものではありません。 - やむを得ない場合は訪問サポート部門(トリアージュ)として助言
法人職員様からのご相談に限り、運用支援の範囲で対応可能です。
▍なぜ“直接手を貸さない”のか
終活という営みは、誰かに丸投げして済むものではありません。
ましてや、デジタルに関わる情報は、一歩間違えばトラブル・誤解・誘導の温床にもなり得ます。
本人の意思で完結させるべきとの立場から、私たちはあえて“関わらない”選択をしています。
- 書いてもらう
- 残してもらう
- 消してほしいものは、その意思を書き記してもらう
▍これは、未来のトラブルを1つでも減らすノートです。
こんなこと、他人事ではありません:
- スマホのロックが分からない
- Googleフォトが開けない
- LINEのやりとりが消えてしまった
- 遺影にしたい写真がどこにあるか分からない
『ENDING IN THE SHELL』は、そうした“見えない未来のトラブル”を防ぐための
「静かに準備する」ためのノートです。
💬 終活記導隊は、デジタル時代の「記録者」です。
私たちはノートを通じて、“想いの出口”を未来に残します。
📦 導入について(法人様向け)
商品名 | ENDING IN THE SHELL |
形式 | A5変形サイズ・全64ページ予定(表紙複数種) |
主な内容 | ・デジタル資産記録(アカウント/クラウド/スマホ/SNS) ・家族へのメッセージ欄 ・所有資産/契約状況/写真スペース/希望する処理内容 など |
発注単位 | 法人ロット販売(10冊~) |
オプション | 法人名ロゴ入れ/職員様向け操作ガイド/サンプル送付対応可 |
📞 お問い合わせ・ご相談
導入検討、サンプル請求、ご質問などは以下よりお気軽にどうぞ。
- 📩 お問い合わせフォーム ▶
- ☎ お電話でのご相談 ▶
- 🏢 運営元:株式会社FBI/PCサポート・トリアージュ
💡 ご案内と補足
「ENDING IN THE SHELL」(デジタル終活ノート)は、お客様ごとのご希望内容に応じて構成が異なるため、
販売価格はその都度お見積もりでご案内しております。
通常はオンライン対応が基本ですが、訪問によるご説明・導入サポートをご希望の場合は、
「トリアージュ」の訪問サポート基準に準じて対応いたします。