今どきのネット詐欺師はあなたのパソコン、スマホは狙いません。あなた自身を狙います！
2024.12.10
奈良のパソコン設定・パソコン修理などトラブル対応のトリアージュの中西です。いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。衝撃的なタイトルだったかと思いますが、昨今のIT機器に搭載されている「セキュリティ機能」この驚きの性能を皆さんはご存知でしょうか？ほとんどのIT機器は、一昔前に世間を騒がせた「コンピュータウイルス」といった類の物には、ほぼ感染しません。技術の向上は目覚ましく、既に世間に出回っている脅威（コンピュータウイルス等）には「完璧！」と言ってもよい程の対策が施されています。
そして「AI技術」の進化により「未知の脅威（コンピュータウイルス等）」に対しても世の中で発見された後、数分後には対策が施されてしまいます。その中でもみなさんもなんとなくでご存知なA社のiPhoneシリーズなどは、そもそも厳格な認証を通過したアプリしか使えない構造になっているので、「機器を騙す」と言う事がほぼ不可能になっています。
（使用者本人が有る程度の知識を持って改変を加える、いわゆる「脱獄」という行為は可能ですが、これまた別の機会に。）
「私、Androidだけど大丈夫？」
と、少し不安になられた方へ。
「普通の使い方をしている限り、何も心配はありません。」私はきっぱりとこう言い切ってしまいます。AndroidスマホやWindowsパソコン用に開発されているセキュリティ対策も先程から述べている通り「ほぼ完ぺき」です。但し、Androidスマホやタブレットに関してはセキュリティソフトを導入した方が良い場合もあります。
Windowsパソコンに関してはWindows10以降に標準搭載されている「Windowsdefender」と呼ばれる標準セキュリティ機能により他社のセキュリティソフトをわざわざ導入する必要が無いと言われる程のレベルに達しています。こんな事を長々と書いてみておいて・・・
「じゃあ何故世間にはこんなにたくさんのセキュリティソフトが発売されているの？」
そうなんです。パソコン、スマホなどに機器に対してはもう「ほぼ必要無いかも」と思われがちなセキュリティソフトですがはっきり言います。
「詐欺師も必死です。」
なんとかして汚いお金を得ようと、日々悪知恵をフル回転し続けています。（普通に働きゃ世の中に喜ばれてもっと儲かるのに・・・という話はまた後日に。）
最近の詐欺師の手法はコレです。
「コンピュータ騙せないなら人を騙せばよい。」
パソコン、スマホなどなどIT機器はとても優秀です。しかし、最終使用者である「あなた」の命令には絶対服従という基本的な概念を与えられています。パソコンは「その商品販売が詐欺である。」事に気付いていたとしてもあなたが行う「買う」というボタンを押す行為を止める事は出来ません。安いだけのよくわからない通販サイトで「買う」ボタンを押す前に、よ～く画面をご覧になってみて下さい。あなたのパソコン、スマホは何かを訴えてくれています。
「本当に買いますか？大丈夫っすか？このサイト怪しいっすよ。」
こんな感じです。実際の文章はもっとお堅い感じです。「セキュリティ警告」という奴です。後、ただただニュースの眺めていただけなのに画面に突然現れる「お買い上げありがとうございます。〇〇時間以内に振り込みを！」や「あなたのPCが危険に晒されています！今すぐ電話NOW！」などの衝撃的な文言。
これ、全部嘘です。
あなたは何も買ってませんし、パソコン、スマホは何の危険にも晒されていません。まず、先にこうなった時の対処法。画面に出ている「Yes」「No」「×」「〇」といった、ありとあらゆるクリック、タップ箇所には一切触れないでください。詐欺師はありとあらゆる難癖の科白を考えています。
「あんたがYes押したんでしょ？」
「あんたがNo、買います。押したんでしょ？」
などです。ので、全てのボタンには触れてはいけません。街にあふれる知ったか素人の皆さんがよく言うセリフ「分からなかった画面左上の×を押せ」コレもダメです。最近の詐欺師は秀逸です。「×で画面を閉じた＝了承したと見なす。」ここまで仕込んでいます。「じゃあ、どうすればいいの？」（※出来る為の事前準備が必要な場合があるので要注意※）
「シャットダウン」して下さい。
パソコンの場合、まずお家にあるインターネット通信機器の電源を切ります。（Wifiルーターとかホームゲートウェイルーターとか名称は色々です。）そうする事により、一旦外部との通信が途絶えます。これで、詐欺師からはあなたが何をしているかは見えなくなります。
スマホの場合は少し厄介です。
5Gや4Gなどと言われる携帯電話用通信で個別にネット環境が確保されてしまっていますので、Wifiを切断するだけでは通信途絶は出来ません。今回の記事で言える事は、そのままの状態で携帯ショップやお近くのサポート店へ持ち込みましょう。当社でもサポート承りますので、お近くの方は是非ご連絡ください。
パソコンのシャットダウンに関しては、メーカーやあなたがされている設定により色々ですが、最近のほとんどのメーカー製品に関しては、「電源ボタン」を押す事によりシャットダウンするという設定が施されています。
簡単ですが設定の確認方法
「Windowsツール」→「コントロールパネル」→「電源オプション」→「電源ボタンの設定」欄の「電源ボタンを押したときの動作」ボックスをクリックします。表示された一覧から「シャットダウン」をクリックします。「変更の保存」をクリックします。
多分わからないと思いますので、お近くの方はご連絡下さい。
この事前準備が出来ている人にだけ朗報！電源ボタンを押す「シャットダウン」を行う時、「Shift」キーを押しながら電源ボタンを押して下さい。これにより「完全シャットダウン」という行為が行われます。完全シャットダウンとは、前回の操作の記憶を全て一度リセットしてくれる終了操作になります。そして、その後まぁお茶でも一杯飲んで、落ち着いたらもう一度起動してみて下さい。（Wifiルーター等通信機器の電源ONをお忘れなく！）多分、恐らく、何事も無かったかのように全部忘れてスッキリした顔のWindows君が起動してきてくれます。その後は特に気にせず普段通り使ってあげて下さい。一つ気を付けた方が良い事は、ご自身で覚えのある「きっかけのwebサイト」（ここ見てたら出始めた！）を覚えていたら、そこには二度と行かない方がいいです。
「何回やってもそんな事にはならん！ゾンビのように怖いサイトが何回も立ち上がってくるやんけ！」
そういうあなた、もし当社のお近くの方ならご連絡下さい。そうでない方は、お近くのサポート店かお買い上げ頂いた量販店などへご相談下さい。（その状態、おそらく「スリープモード」と言いまして、終了ではなく休眠しているだけなんです。）さてさて、とりとめの無い文章をだらだら書いてしまいましたが・・・「そんな事言われても・・・・」事件は会議室では起こってませんよね。お化けさんとセキュリティ脅威は「丑三つ時」にやってくる。これほんとです。深夜、誰にも相談出来ない時にほど、セキュリティ脅威はやってきます。（夜の方がネット記事をじっくり読んでしまうのが原因なんですけどね（笑））
当社は申し訳ございませんが、平日日中しか営業しておりません。スタッフも人の子、家族サービスもありますため無理はさせられません。そんな時こそ、「パニック」を起こしがちなんです。私共の経験上、翌日中にご相談頂いて訪問した時には既に遅し。お金もだまし取られて、クレジット情報も抜き取られた後。深夜で一人でパニックに陥ったお客様が、なんとか自力で回復しようと繋がってしまう先、その時画面に出ている電話番号に電話してしまい、まんまと騙されてしまった後。こうならない「転ばぬ先の杖」として、私はセキュリティソフトの「とある機能」を強くお勧めしています。
それは「電話サポート」です。
この文章で何度もお伝えして参りましたが、セキュリティソフトの基本機能に関しては、正直どこの物を使ってもさほど大差ありません。ただ、お客様自身がパニックを起こしそうになった時
「いつでも相談できる、信用できる窓口」これを一つ持っておく事がとても重要です。当社がそうなれれば良いのですが・・・なんせ今の所少数精鋭の小さな会社・・・。将来的にそうなれるように頑張っております！
そんな現状に於いて私の経験上、一番実績が有り、信頼を持ってお勧め出来るのが、「トレンドマイクロ社」の「ウイルスバスター」シリーズになります。（世間のよく知った素人諸君！最後まで聞け！誤認率云々の話は今はしていない！）上の（）でちょっと出てきた専門用語、気になった人達は適応に検索を行って下さい。
ぶっちゃけ話だけします。ウイルスバスターの「セキュリティソフトの性能」としては「中の中」至って凡庸という評価になります。（こんなの入れるならdefenderの方がマシ！なんて玄人ぶった雑音は今はいりません。）この為にこの長い文章を書きました。正直ソフトウェア的な性能なんて、何処も変わらないんです。全社優秀なので、0.00何パーセントなんていう誤認率を気にする必要はありません。（きっぱり）
今大事なのは、
「24時間、いつでもそれなりにちゃんと電話相談に乗ってくれるか」
ここなのです。「パニック」の時、まず落ち着かせてくれていつもお世話になっているサポート業者へ上手く引き継いでくれるか。正直これだけです。後は私共サポート業者がなんとかします。
まずは「落ち着いて朝まで待ってほしい。」でも、詐欺師の心理操作は巧妙です。タイマーなんて画面に表示させちゃったりなんかもして、時限爆弾みたいなカウントダウンまでさせちゃったりして、深夜のコンビニで似つかわしくないご高齢の方が必死にAmazonカードを買い求める姿、よく見かけますよね。（私は匿名で数回阻止しましたが。）
そうなる前に、いつでも「とりあえず」電話が出来る先を持つ事。これが今考えられる最大の防御になります。（余談ですが当社サービスブランド「Triage（とりあえず）」の語源です。脱線失礼。）「ネットに書いている事なんて半分以上嘘！」これもWeb記事で上げる文章なので・・・まぁアレですが・・・。
とにもかくにも、その場で慌てて調べた電話番号やメールアドレスに問い合わせる前に、普段から「困ったらここ！」と決めておく電話番号をパソコンの横に貼っておく。その一つとして「ウイルスバスター・デジタルライフサポート」をお勧めさせて頂きます。特に「プレミアム」がお勧めです。（製品概要を良く読んで！少しお高めですが、必ず「電話サポート付き」を選択して下さい。）近隣の方はその横にTriage受付センター「06-6195-8152」も添えて頂けると、とても嬉しく思います。詳しくは下記まで。
トータルセキュリティ3年版
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ウイルスバスタークラウド デジタルライフサポート3年版
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