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サブスマホの買い替えをめぐる5年間の記録

2025.7.17

📢 「LINE通知が鳴らないスマホ」に悩まされて5年。

第0章:ホッカイロを超えて

10数年前の出来事。すべての始まりは、ARROWSだった。
「全部入り」「高性能」「国産」――そんな謳い文句に惹かれて選んだが、
実態は“ただのホッカイロ”。
操作するたびに熱を帯び、手のひらで四季を感じられる機種だった。

この経験から、私はスマホに“安定性”と“信頼感”を求めるようになった。
その答えが、ソニーのXperiaだった。
「ソニーのスマホ」――それだけでいい。
ウォークマンから続く信仰心もあって、私はメイン機としてXperiaを選び続ける。
(※ARROWSやXperiaへの想いは、メインスマホ編の記事でも語っています。)

第1章:Xperiaとソニー信仰、そして居酒屋での邂逅

「ソニーのスマホ」――それだけで他に語ることはない。
私にとってXperiaは、ウォークマンの時代から続く“信仰”だった。
姉のウォークマンに憧れ、高校時代はCDウォークマン。
社会人になってもMDウォークマンを愛用し、家にはCDP-XA7ESが鎮座。
アンプはサンスイauα607mr、スピーカーはインフィニティ。
そんな“ソニーの血”が通った私にとって、Xperiaは自然な選択だった。

通知が鳴らなかろうと、重かろうと、XperiaにはXperiaの「格」がある。
……ただ、その信仰をもってしても、LINE通知の不安定さは見逃せなかった。

そんなある日、居酒屋での一幕。
いつものようにXperiaでAmazonをつらつら見ていると、
隣にいた飲み仲間が、見慣れないスマホを手にしていた。

「それ何?」
「Zenfone。ASUSの」

――ASUS? 自作PC界隈で有名なあの?
私の中で一気にスイッチが入った。

「え、台湾製? 自作PC通ったおっさんたちにはおなじみの、あのASUS?」
それはもう、盛り上がった。
そして私は、その場でAmazonのカートに入れていた。

画面が大きくてバッテリーが持つ、Zenfone 2 MAX。
細かいことは覚えてない。でも、あれが“最初の出会い”だった。
この「ニッチ感」。そして実は真面目に使える性能。
このギャップが、Zenfoneの魅力だった。

第2章:Zenfone 8 Flipというクセ者との暮らし

そして次に手を出したのが、Zenfone 8 Flip。
理由は簡単。「カメラが回る」――このギミック、男心をくすぐる。
普段、インカメラがこっちを見ていない安心感も好印象。
一時期は「これ最高じゃん」と思っていた。

ただ、最大の欠点。
重い。とにかく重い。
車の中でXperiaと二刀流で作業していた時、
Zenfone 8 Flipが膝から滑り落ちて、脛に直撃。
もう殺意しか湧かなかった。

しかもだんだんバッテリーが怪しくなり、存在感が希薄に。
PC版LINEの導入でサブ機としての役割も薄れ、
今では電源こそ入るものの、バッテリーは見る見る減って本体は常に熱い。
LINEは動くが、すっかり“準ホッカイロ”。
“実用には厳しいけど、なんか捨てきれない”微妙な立ち位置になっていた。

第3章:XperiaのLINE通知問題と3アカ体制の罠

メイン機のXperiaも、困った点があった。
LINEの通知が鳴らない。しかも気まぐれ。
鳴る日もあれば、鳴らない日もある。
通知はON、音量もMAX。でも鳴らない。
XperiaでLINEやってる人は、たぶん「あるある」だと思う。

仕方なく、タブレットとPCにもLINEを導入。
気づけばLINE3アカ体制。だけど……
いざという時に限って、肝心な端末が鳴らない。
PCは開くのが面倒、タブレットはスペック不足。
これでは“いつでも確実な連絡”が成立しない。

第4章:Zenfone 11 Ultraと赤ちゃんと“無駄遣いできねーよな”問題

1年前。
Zenfone 11 Ultraが目に留まった。
6.78インチ――まさにファブレット復権のサイズ。

欲しい。これはいい。素直にそう思った。

でも、その時期は我が家にとって特別だった。
赤ちゃんの誕生が間近。
サブ機に15万……無駄遣いできねーよな。
そのひとことが、頭にこだました。

私は購入を見送り、Zenfone 11 Ultraは、静かに“ほしい物リスト”に残された。

第5章:時は流れ、そして“事件”は起きた(現在)

赤ちゃんは元気に生まれ、今は日々の中心に。
だが、XperiaのLINE通知問題は未解決。
Zenfone 8 Flipは文鎮のまま。

そしてある日――
「LINE見てよ!!」
妻、ブチ切れ。

それからは、何度も聞かされる。
「どーでもいいから、ちゃんとLINE通知鳴るスマホ持って!!」

もうこれは、“趣味の買い物”ではない。
家庭の平和を守るための装備選定。

私は何度も妻に聞いた。
「サブ機、買い替えていい?」
「LINEちゃんと鳴るやつ、もう探してもいい?」
5回は聞いた。

そして、ついに妻が言った。
「ちゃんと使うなら……いいよ」

第6章:Zenfone 12 Ultraとの“再会”

そんな中、ふとAmazonを開いた。
「Zenfone 12 Ultra」――目に飛び込んできた。

……あれ、もう“11”じゃなくて“12”なんだ。
悩んでるうちに、1年経ってしまっていた。

でも今、あの時よりも“買う理由”がある。

  • サブ機は文鎮
  • メインは通知が信用ならない
  • 赤ちゃんとの生活は、連絡の確実性が命

これはもはや、“贅沢”じゃない。“必要性”だ。
6.78インチ、Snapdragon 8 Gen 3、512GB。
スペックも申し分ない。
なにより――ASUSは、信頼できる。

 

第7章:今、選ぶならこの3台

そんなこんなで、僕が“ちゃんとLINE通知鳴るスマホ”として真剣に選び直した候補たちがこちら。
それぞれの特徴と印象もざっくりまとめてみました。

📱 Zenfone 12 Ultra

自分も買いかけた“ちょうどいい”1台。通知の信頼感も◎

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📱 Pixel 9 Pro XL

Androidの王道。通知の安定性、AI補正カメラも魅力。
※もうすぐ Pixel 10 が登場予定との噂も。

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📱 Xiaomi 15 Ultra

15万円超えでも納得のスペック。通知の安定性も申し分なし。

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※個人的にはZenfone推しですが、PixelやXiaomiも十分に選択肢です。
モトローラも通知安定・UIの軽さで定評あり。国内流通は少ないですが、選択肢のひとつとして要注目です。

 

次回予告

『社長、サブスマホ買い替えたってよ。』
果たしてZenfone 12 Ultraは、
“家族と仕事の間に立つスマホ”としてその任を果たせるのか?
お楽しみに。